小野珀子の茶碗を紹介します!
買取事例情報の方でも載せましたが、もう一度、、、。
というか、主人から陶磁器の勉強をしてください!!と叱咤激励?があったので
もう少し詳しく記載していきたいと思います。
(私の勉強にお付き合いください!)
「小野珀子」の茶碗です。
「わぁー^^綺麗な色で素敵ですね!」←今までのわたし。
、、、、、、。
まずは 共箱を観察してみましょう。
「釉裏金彩 茶盌 珀子」と書かれています。
選んだものが読みやすい字で本当によかった。
そう、いつも何がわからないってここに何て書いているのか読めないいですよ!
だからすぐに「ねぇ、この作家誰?なんて書いているの?」と聞いてしまうんです。
ただ、ここは作家の名前や作風がわかっていればきっとなんとなくの字でもわかるようになるんでしょうね。
みなさん見えますかー?
箱書きがないと難易度がさらに高くなります。
更には印もない場合もありますからね。
話がそれましたが、「釉裏金彩 茶盌 珀子」の釉裏金彩(ゆうりきんさい)とは?
陶器の器地に金箔や金泥などの金彩をつかって文様を描きその上に釉薬をかけてやきあげる技法です。
(釉薬とは陶磁器の表面にかけるケイ酸塩化合物で焼成するとガラス質になり空気や水を通すのは防ぎ強度も増します。光沢もでます。)
きわめて難しい技法のひとつです。
茶盌
あれ?茶碗や茶椀との違いはなんだろうと調べてみると
この「蓋(宀)が無い」茶盌は抹茶盌のことを指すとわかりました。
抹茶盌でも茶碗と箱に書かれているのもありますよね。
どうやら、常用漢字にないため、一般的に茶碗で使われることが多いそうです。
小野珀子
1925年1996年
愛知県名古屋市出身。
釉裏金彩で有名。日本を代表する女性の作家。
佐賀県の重要無形文化財に指定。
このへんで終わりにします。
やっぱり文字にすることで頭に入りやすいですね。
おのはくこ、覚えました。
他の作品も見てみましたが、女性作家なだけあって女性に人気がありそうなものが多く
色合いもいい感じでした。
というわけで、小野珀子、買い取りしてます!
栃木県宇都宮市近郊の方は出張買取りや持ち込み、遠い方は宅配買取りもしてます。
忘れないうちに早くほかの作品も見たいです。